日本の病院で受けられる癌の治療は、
① 手術療法
②薬物療法
③放射線療法
が3本柱が治療の中心です。
残念ながら<日本では>癌の治療に食事療法は入ってきません。
(ごくごく一部の病院を除く)厚生労働省のHPでさえ、「抗がん剤の治療中」の食事療法についての記載はありません。
糖質中心の病院食は抗がん剤治療には効果的とは思えませんが「進行癌の方にも糖質中心の食事を」は未だに病院食として深く根付いています。
その一方で、医学的根拠はわかりませんが、「病院食以外は食べるな!!」と医療関係者に補食を制限をされるのは患者さんです。
結果、抗がん剤治療後に、ほとんどの患者さんは栄養失調になり、体力的にがんの治療に耐えられずにお亡くなりになる方はたくさんおられます。
「体力がなかったのでお亡くなりになりました」で納得している場合ではないと思います。
今だに癌の食事療法が確立されていないことが不思議ですね。
ちなみに、抗がん剤を使用する場合、水分制限、糖分カット、ビタミン、ミネラル摂取、良好な脂質が必要だと私は考えています。